虫歯治療をマイクロスコープ下で治療した方がいいです。

投稿日:2023年7月28日

カテゴリ:根管治療 虫歯治療

当院では殆どの口腔内での歯科治療でマイクロスコープを使用しています。

マイクロスコープは歯科用の顕微鏡で肉眼の2〜30倍ほどの拡大率で見ることができます。

そして、マイクロスコープは強い光で照すことができます。口腔内はとても暗いので明るくすることで精度の高い治療ができます。

さらに写真や動画などで記録することもできます。

写真や動画を患者さんが見ることで、自分の歯がどの程度虫歯か、どうして根の治療が必要なのか、歯のヒビとは何か?なぜ虫歯になったのかなど、さまざまなことがわかります。

歯科治療で多い問題は、患者さんが自分の歯がどうなっているのかわからずに治療の必要性などを説明されるので、不信感につながることです。そして、肉眼で治療している先生も原因を感覚や経験で判断することで間違った診断をしてしまうことがあります。

この写真はマイクロスコープで低倍率で写真を撮ったものです。

かなり明るく歯が見えているのがわかります。

実はこの歯は虫歯ですが、この倍率だと明るいですが、どこが虫歯かわかりません。

マイクロスコープは拡大率を自在に変化させることができるのも強みです。

だいぶ大きく見えてきました。

銀歯の周囲の色が少し黒っぽい感じがあります。

さらに拡大率を挙げます。

銀歯の周りに一部、ヒビが写っています。中の色も透けています。このようなケースは虫歯が進行しています。

銀歯を外していきました。

内部が明らかにドロドロになっています。

虫歯がかなり進行しています。

このようにマイクロスコープがあると、どこに虫歯があるか、どこに亀裂があるか、そして健全な歯はどこかなど明確に判断することができます。

可能な限り虫歯を取り残さないように、そして可能な限り健全な歯を残すことがその歯の寿命を伸ばすことにつながります。

マイクロスコープを使用した根管治療や虫歯治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。